アスカカンパニーでは、人と機械の協働活動として、デジタルを駆使した生産を行っています。
弊社の生産現場ではリアルタイムで多様な情報がダッシュボードに溢れます。
品質を軸にした安定生産を実現するためには、生産状態を語る様々なデータを人が読み取り、読み説く力、そして読み解いた結論に対する対応力が生産現場には欠かせません。
俗にいうデータサイエンティストが欠かせない存在となります。
「データサイエンティスト」とは、データにもとづいて合理的な判断を行う職務ですが、「データサイエンティストの知見を現場側が使わない」といった問題を抱えている企業様も多いのではないでしょうか。
それには「データサイエンティスト」と「現場担当者」で考え方のギャップが発生していたことが一因として挙げられます。
データサイエンティストは、データを分析し合理的な判断を下すことができますが、現場担当者のような感覚的な知識や経験は持っていません。
そのため、解析結果の伝達や捉え方に差異があり、上手く伝わっていなかったのです。
そこで、アスカカンパニーでは、そのようなギャップをなくし、適切な解決方法にたどり着く手段として、どちらの知識も持ち合わせた「現場サイエンティスト」の育成という考えにたどり着きました。
データ分析を行い、改善につなげる現場サイエンティストの育成
アスカカンパニーでは、現場サイエンティストを、データを論理的に処理し、自らがもつ現場の技術力で
『安定した生産を生み出せる』人材と定義し、現場サイエンティストの育成に力を入れています。
人には人の良いところ、機械には機械の良いところがあります。
機械が語る情報を人が理解できる形に変換し、人が論理的な活動を行うことで、これまで現場担当者の勘や経験などの”感覚”に頼っていた作業が、” 論理的データ解析”に基づいた改善へと変革します。
アスカカンパニーのIoTは人と機械が会話をし、人の能力を拡張させることを目指しています。
現場サイエンティストの育成現場では、様々な形でノウハウや体験を共有する場が設けられています。
50年以上の歴史があるMK活動(QCサークル活動)はもちろんのこと、実践的な日々のデータ管理や、専用の勉強会、また外部から大学の教授をお招きして技術相談会を開くなど、様々な形で『教育』の場を設けております。
オープンファクトリーと安全なものづくりを目指して
アスカカンパニーは兵庫県に2工場、宮城県に2工場の生産拠点があります。
その中でも創業の地である兵庫県 関西工場は、建屋が5つに分かれており、各建屋に入場しないと中の様子が分からず、工場見学にも不向きな構造でした。
そんな中「オープンファクトリー」と 「工場安全」の両面から工場内にネットワークカメラを14台設置することにしました。
各建屋の映像は事務所にて確認することができるため、工場内に入場せずとも中の様子がモニタリングできるようになりました。
さらに、お客様には事務所エリアから中の様子をリアルタイムでご覧いただけ、感染症対策にも効果のある工場運営が可能となりました。
弊社セミナーと合わせてご見学いただくことも可能ですので、是非お申込みください!
アスカカンパニーのセミナーのご紹介
アスカカンパニーでは「プラスチック産業の生産性向上への貢献」を経営目標に掲げ、セミナーを通じてノウハウ共有をしております。同業他社様や大手メーカー様にもリピートでご受講いただき、最近では、海外からのお客様や外部からの講演依頼も増加しております。
ご興味がございます方は是非ご参加ください!
『アスカカンパニーのセミナー』
様々な技術・技能・デジタル化・機器の活用・DXなど問題を解決できる体験型セミナー
セミナー 一覧表
デジタル改善活動と人材育成セミナー | 夜間無人化工場セミナー | 外観検査カメラセミナー | 人材育成セミナー | |
種別 | 体験型セミナー | 体験型セミナー | ワークショップ | 体験型セミナー |
方針 | 現場改善 | 現場改善 | 現場改善 | 文化・組織 |
受講対象 | 経営/企画/生産/製造 | 経営/企画/生産/製造 | 経営/企画/生産/製造 | 経営 |
検収時間 | 5H | 5H | 7H | 5H |
受講人数 | 4名 | 4名 | 3名 | 4名 |
費用 | 150,000円(税別) | 150,000円(税別) | 150,000円(税別) | 150,000円(税別) |
内容 | IoT・AIの活用事例/現場サイエンティスト等の取り組みの紹介/選択式座学(4項目) | 夜間無人化の進め方や実践方法の紹介 選択式座学(4項目) |
外観検査カメラの設定を体験する | 目標管理・評価制度・構築フローの紹介 |
実績 | 20回/外部主催2回 | 22回/外部主催2回 | 28回/外部主催23回 | 1回 |