難しい成形品は自社で専用の全数自動検査機も作って安定した品質で提供します
今回のマーケットニュースは、細穴製品のご紹介をしたいと思います。
はじめに紹介させていただくのは、強ピッチボビンです。
こちらはピッチが0.3㎜のボビンです。
線を巻いていく案内のための溝で、案内がないと乱巻になってしまいます。
じっくりと目を凝らしてみないと気が付かないほど狭ピッチのボビンです。このような緻密な金型加工や製品化のソリューションも提供させていただきます。
アスカカンパニーでは細穴口径部をもつ製品を多く取り扱っています。
シャープペンシルの芯であるの0.5㎜や0.3㎜に関連する細穴の部品を成形してきた経験から、その他にも多くの細穴口径部品を成形しています。
そのような細穴口径部品では全数品質保証の要求から全数自動検査ラインを開発した事例があります。
その全数自動検査ラインでどのような検査をしているのか、ご紹介したいと思います。
まず、全数自動検査ラインは写真のように成形機の真横に設置してあります。
そのため、成形後すぐに検査が可能になっています。
①では、成形した製品をこの後の検査のために台にセットをしています。
②では、製品に折れ曲がりがないかをセンサー細穴口径に通して検査しています。
③では、成形後の加工に必要な部品をセットしています。
④では、③でセットした部品を圧入しています。
⑤では、④で圧入した部品の位置が正しい位置にあるかを検査しています。
⑥では、ショート検査や寸法検査をカメラを使って行っています。
そしてこの6工程が終わった後、さらに画像処理による検査を行っています。
ASKA MARKET NEWS 2017年08月のダウンロードはこちらをクリック。