製造現場でのIoT・AIの活用方法をご紹介
製造現場のIoT（ Internet of Things）と言うと、その場にいなくとも遠隔でモノやヒトを監視し、データを取得するイメージをお持ちではないでしょうか。データを持っているだけで満足感はありますが、実際にはそのデータを人が目的をもって、うまく活用しなければならないです。
今回は、アスカカンパニーにおける製造現場のIoTについてご紹介させていただきます。
生産現場のIoT
アスカカンパニーでは、「成形機に組み込まれたセンサーからの情報」と「カメラ検査の測定結果データ」を、監視することで、生産状況や品質の見える化を行っています。また、それらのデータをリアルタイムで反映
することによって、異常が発生した際には、ウェアラブルのIoTデバイスをつけた人にアラート通知が届くようになっています。IoTを活用し、積極的に様々なデータを可視化する事は、変化点の管理だけでなく、異常の早期発見が可能なため、リアルタイムで製造をコントロール（源流へのフィードバック）することができます。さらには、未然に品質問題の発生を防ぐことにも繋がります。
また、成形機のログデータとカメラ検査の結果データを融合させることで、
例えば、Aという不適合品ができるときは、成形ログがどのような波形になっているのかを確認・把握することができます。可視化されたデータと現場ノウハウが集約し共有されることで、人が考える組織になっていきます。
アスカカンパニーのIoTの考え方
アスカカンパニーでは、自社で開発したIoTシステムの導入により、製造現場の生産状況や品質状態を可視化しています。システムの導入と言うと、ヒトが排除されてしまうイメージを持ちますが、アスカカンパニーでは、ヒトと機械の協働活動によって成り立っています。例えば、機械から出てくるデータに異常が起こった時、ロボットでは解決できない問題をヒトの想像力や柔軟性で解決できることもあります。データをどのように読み取るかで、ヒトの能力を拡張させることに繋がります。IoTデータを活用することは、そうした人を育成する力があります。
アスカカンパニーの有料セミナー
アスカカンパニーでは、お客様のご要望にお応えし、IoT・AIに
関わるセミナーを開催しております。実際に自社で運用しているからこそお伝えできる、アスカカンパニーの課題認識から施策、効果までの事例をご紹介させていただきます。
また、『１社様だけのプライベートセミナー』のため、
お客様のスピードに合わせて、セミナーを進めることが可能です。
IoT・AI活用セミナー
現場目線での座学と生産現場の見学を通してIoT・AIの運用を知る。
プラスチック製品の製造をメインビジネスとしている
アスカカンパニーが問題を解決するIoTの活用事例をご紹介します。
生産現場の見学では、昼礼の様子も見ていただくことで、実際の運用場面が体験できます。
座学では、 IoT・AIの活用事例をもとに、型締力を利用したAIシステムの故障予知や品質判定事例などについてお話させていただきます。
実施形態：一企業様だけで実施 ４名様まで参加可能
費用 ：15万円（税別） ※費用は参加人数に関係なく一律
夜間無人化工場見学セミナー
夜間無人化工場達成までのあゆみと進め方・実践方法をお話します。
1990年代に1台の無人運転からはじまり、夜間無人化工場の操業を達成するまでのあゆみをもとに「経営の視点」と「技術的な視点」両面からの取組みで得た無人化の進め方や実践方法をお話させていただきます。
また、夜間無人化で生産された製品の品質保証について、
IoT・AIの取組みを交えてご紹介し、実際に夜間無人化工場である生産現場のご見学もして頂きます。
実施形態：一企業様だけで実施 ４名様まで参加可能
費用 ：15万円（税別） ※費用は参加人数に関係なく一律
外観検査カメラセミナー
初心者の方向け！外観検査カメラのを見て触って理解が出来る。
カメラ検査の専門知識がない方向けの基礎講習です。全くカメラを知らない状態から、検査設定の作成が出来るようになる状態までをサポートします。
実際に生産現場にて稼働しているカメラ検査ラインをご見学していただき、カメラ検査の様子をご理解いただいたうえで、
座学として、カメラや照明レンズについての基礎知識をご紹介します。実習では、実際にカメラの検査設定を作成することで、カメラ検査に対しての理解を深めていただきます。
実施形態：一企業様だけで実施 ３名様まで参加可能
費用 ：15万円（税別） ※費用は参加人数に関係なく一律
『アスカカンパニーのセミナー』
様々な技術・技能・デジタル化・機器の活用・DXなど問題を解決できる体験型セミナー