これまでの商品開発において、10ml〜30ml程度の小容量帯は、主に「試供品(サンプリング)」や「使い切り」の領域とされてきました。
しかし、消費者のライフスタイルが多様化する今、フルボトルでは多すぎる、けれど1回使い切りのサシェでは物足りない。
今回はそんな「隙間ニーズ」を埋める、ブランド価値を高める戦略的なパッケージとして「小型スパウトパウチ」を活用した『魅せるミニパウチ』の可能性をご紹介します。
試供品からトライアル・プロダクトへの転換
かつて、小さなパウチといえば「無料で提供される」「旅行の時に使うもの」という認識が一般的でした。
しかし現在、この小さなパッケージに求められているものは「低価格なお試し」だけでなく「質の高い体験」が希望されるようになりました。
例えば、高機能な美容液や、希少な成分を使ったヘアオイル。
これらを「まずは1週間、しっかり使って効果を実感したい」というユーザーにとって、「少量でありながら、本製品と同じ世界観を持たせること」が可能なもの、それがミニサイズのスパウトパウチとなります。
キャップの見た目や色、開ける時のクリック感。パウチのデザインや手触り、そしてドレッサーに置いた時の佇まい。これらすべてがブランド体験の一部となります。
パッケージをつくりこむことで「小さくても、しっかりとした製品である」と理解していただければ、試供品は「愛用品」への入口に進化させることが出来ます。
また、 30ml~100ml程度の小さなスパウトパウチには、それ自体を単体の『製品』として様々な需要に応えることが出来ます。
例えば・・・
- 「季節の変わり目」集中ケア
「肌の調子が悪い時だけ使いたい」「冬の間だけ保湿力を高めたい」。
そんなスポット的なニーズには、1シーズン使い切りのミニサイズが喜ばれます。 - 「ギフト」としてのミニマルさ
気負わずに贈れるプチギフトとして。
複数の香りを詰め合わせた「ディスカバリーセット」などは、選ぶ楽しさも提供できます。
様々な用途での展開が期待できるミニパウチ。
このミニパウチ向けに口径Φ5、Φ8.7、Φ10などキャップ・ヒンジキャップの選択肢をご提供しています。

ギフトをイメージしたミニパウチセット
小型パウチとキャップの比率の『デザイン』
小型のパウチを作ろうとした時、多くの開発者が直面する課題があります。それは「バランスの悪さ」です。
一般的なスパウト(口径16mmなど)を小さなパウチに取り付けると、キャップばかりが大きく目立ってしまい、どこか不格好な印象を与えてしまいます。
そこで私たちが提案するのが、口内径8.7mmの「AS8.7スパウトシリーズ」やAS5スパウトシリーズです。
ミニパウチという小ささにある『可愛さ』に馴染みやすい小さなスパウトとキャップは、ともすればチープとも言われるスパウトパウチのイメージを覆します。

ディテールで差をつける『魅せる』工夫
アスカカンパニーのスパウトパウチの魅力は、機能だけではありません。
ブランドの個性を表現するための「意匠性」にもこだわっています。
AS8.7キャップはよくあるローレット(ギザギザ加工)形状を捨て、多角形の形状で、見た目の良さや目立つ美しさを提案します。
AS5オーバルキャップやAS8.7オーバルキャップ等の大きなキャップは、スパウトパウチには珍しい倒立という形のスパウトパウチ運用を提案しています。
パウチ自体の形状を細長くしたり、丸くしたりなどといった変化も楽しめます。
小さなパウチですが、細かなディティールにこだわることで様々な印象付けが可能です。


用途で選べる機能性キャップ
環境配慮という付加価値
スパウトパウチは環境配慮対応容器です。
ミニボトル(成形容器)からスパウトパウチへ切り替えることで、プラスチックの使用量を大幅に削減できます。
また、内容物を使用した後、廃棄する際には自然と薄く平たい形になるため、ゴミの減容化にも貢献します。
「必要な分だけを、環境負荷の少ないパッケージで提供する」。
この姿勢は現代の消費者に対する企業の誠実なメッセージとなり、ブランドの価値を高めます。

環境に配慮した使用方法が出来るキャップ
小さなパッケージに、大きな戦略を
「試供品だから安く済ませる」のではなく、「顧客との最初の接点だからこそ、最高の体験を提供する」。
そして、フルボトルでは埋められなかった「生活の中の隙間ニーズ」を、最適なサイズと機能で満たす。
アスカカンパニーはAS5やAS8.7シリーズをはじめとする小型スパウトパウチの提案を行っています。
小型スパウトパウチは、単なる容器のダウンサイジングではなく、製品が持つ価値を再定義し、新しい市場を切り拓くための「戦略的なツール」の一つとなれるものです。
「たかがミニサイズ、されどミニサイズ」。是非、 この小さなパッケージが持つ大きな可能性をお試しください。






