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MK活動とアスカの強み

アスカの強み

高い成形技術で、「ひょうごものづくり大賞」「みやぎ優れMONO」等を受賞している!

アスカカンパニーの技術面での強みとして、超薄肉・薄肉成形品の生産技術・品質管理技術が挙げられます。技術的に難しく、国内市場ではあまり見かけない超薄肉品。日本の文化とされる厳しい品質基準が背景にあります。アスカでは不良の出やすいとされる超薄肉成形において安定的な生産を実現し、厳しい品質基準をクリアした製品を次々と世に送り出しています。
アスカのこの生産技術が認められ、「みやぎ優れMONO」(2013)、「ひょうごNo.1ものづくり大賞」大賞 (2015)を受賞いたしました。社外にも認められた高い生産技術を保有しています。
前列右から3番目が弊社社長の長沼です。

「ひょうご仕事と生活のバランス企業」「ユースエール」に表彰・認定されるなど、働きやすい会社である!

アスカカンパニーでは、子育て世代のパパママが社員の約40%を占めています。結婚して子供のいる女性も、正社員として働く方が大半です。「共働き正社員で子育てなんて大変なんじゃ…」と思われたかもしれませんが、アスカカンパニーでは短時間勤務制度(時短)を導入しているので、子育てしながらでも無理せず仕事を続けられる環境が整っています。育休の取得率も100%(前10事業年度。それ以前も皆さん産休育休をしっかり取っています!)。もちろん女性だけでなく、育児休業を取得した男性社員もいます!新入社員でも有休も取得しやすい環境です。
こうした取り組みが認められ、「ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」、「ひょうご女性の活躍推進企業表彰」(2018)の表彰企業に選定されました!(写真は前列一番左が、弊社統括責任者の門脇です。)
また、2019年に「女性のチカラを活かす企業認証(宮城県)」、2020年には厚生労働省より「くるみん」「ユースエール」企業に認定されました。社外的にも認定を受けた非常に「働きやすい」環境が整っています。

射出成形メーカーなのに、脳神経科学で使われる機器を開発している!

アスカカンパニーの主事業はプラスチック製品の製造ですが、実は大学等研究機関向けの研究機器も開発しています!
例えば、脳神経科学の分野で利用される「多点独立光刺激装置MiLLS」。簡単に説明すると、脳細胞に光刺激を当てて脳の反応を見ることで、脳のネットワークのつながりを見ることができる機器です。プラスチック成形事業と脳神経科学研究がなぜ繋がるのか?と思われたのではないでしょうか?
製品をカメラ検査するためのアスカの画像処理技術を応用して「MiLSS」は誕生しました。開発は東北大学八尾研究室と共同で行い、特許も出願しています。各研究機関への販売実績もありますが、現在も開発を進め進化を続けています。研究者や教授からのご要望にお応えして、それぞれのニーズに合った機器を製作しています。
学会で展示された機器を見た教授から、新たな分野の機器・ソフト開発の依頼をいただくこともしばしば。こうした機器・ソフトは大阪大学、東北大学をはじめ、多くの国立大学・研究機関での研究活動にご利用いただいています。

工業高校や他社など、社外に向けてのスクールを開講している!

地域貢献の一環として、西脇工業高校電気科の生徒さんに向けて、PLC勉強会を毎年開催しています。座学だけでなくパソコンで実際にプログラムを書き込み、電車模型を走らせる演習を行っています。生徒さんがPLCについてより理解を深められるよう、少しでもお手伝いができればと考えています。
他社向けの講座としては、製品をカメラで検査するためのシステムについての講習を行っています。こうした他社向けの講習やサービスは、「アスカカンパニーの技術は広く共有し、”プラスチック産業の生産性向上への貢献”をしたい」という、社長の思いからきているもの。工場自動化に関わるサポートや、開発機器のサービスをさせていただくことで、自社の生産性向上だけでなくプラスチック産業全体での生産性を向上させることを目指しています。

QC活動から生まれた機器がたくさんある!

アスカカンパニーでは、MK活動を通じてたくさんの技術を「カタチ」にしてきました。”モノづくり”と聞くと開発のイメージが強いかもしれません。アスカのMK活動では部署関係なく、「これ、いいんちゃう?」「もっとこうしたら?」というように、日々の業務の中で見つけた改善点を取り上げ、より「楽に、早く、正しく、安全に(楽正早安:らくせいそうあん)」仕事を行えるような改善やモノづくり活動を行っています。業務の中で欠かせないものとなっているものもあれば、大きな改善効果が認められて他社向けの販売・サービスにつながったものもあります。
※詳しくは、このページ下部の「MK活動」をご覧ください。

MK活動

MK活動とは?

他の企業で行われているQCサークル活動のことを、アスカカンパニーでは「MK活動」と呼んでいます。QCサークル活動とは、日々の業務の中で感じる問題や課題を、PDCAサイクルを回し改善していく活動のことです。
業務時間中に話し合いの時間を設け、問題点の選定から対策まで半年間の活動を行い、発表会で活動内容を報告します。発表会には、お取引先企業もお招きしています。
製造にかかわる社員だけでなく、総務や営業といったすべての部門がこの活動に取り組むことで、社員一人一人が問題意識を持ち、常に改善への意識を高めることにつながっています。
自分一人では解決できないような問題も、グループ皆で協力して解決していきます。ときには他部署と同じグループになることもあるので、自部署だけでは対処できないような問題も解決できるのが、MK活動の魅力のひとつです。

MK活動の由来

MKとは、「みんな(Minna)で改善(Kaizen)」、「みんな(Minna)で活動(Katsudou)」の頭文字を取ったものです。言葉の通り、MK活動は一人で行うのではなく、みんなが一丸となって取り組む活動です。
わからないことがあったとき、行き詰まったときにもひとりではなくチームのメンバーとみんなで改善活動を行うので、周りの仲間に意見を聞きながら進めることができます。

MK活動の中で生まれたもの

MK活動で生まれ、実際に業務の中で利用して大きな改善がみられたものは、他社向けの販売・サービスにもつながっています。「ウチで困っているものは、他社も困っているに違いない」という社長の考えから製品化に至りました。その一部をご紹介します。

「汚れん棒」…フォークリフトに取り付けるガードです。毎日倉庫内と屋内を何度も往復するフォークリフト。製品を出荷する際、倉庫の防虫暖簾との接触で、のれんにキズをつけたり汚してしまったりという不具合が頻発していました。
そこで考案されたのがこの「汚れん棒」。ただのガードのようですが、実は特許出願もしている製品なんです。

「オートストッカー」…その名の通り、自動で生産製品をストックしていくための機械です。アスカでは、1秒間に1個以上生産できる製品があふれています。納品用の小さな箱ひとつでそれらの成形品を受けてしまうと、あっという間に箱がいっぱいになってしまい、誰かがそのたびに交換しなければなりません。
そこで、夜間無人化の実現にも一役買っているこのオートストッカーの出番です。決まった数量が箱に入ると、自動で次の空箱を移動させてくれます。もちろん、有人の時間にも大活躍しており、今では製造部門に無くてはならない存在になっています。
Sサイト成形場
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