協働型ロボットの導入の取り組みについて(ASKA MARKET NEWS 2019年11月号 第294号)

アスカプロジェクトチームでの化粧品向けキャップの協働型ロボットを活用したライン作りについての取り組みをご紹介いたします。

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今回のマーケットニュースは、公益財団法人 新産業創造研究機構(NIRO)様からロボット導入支援を頂き、アスカプロジェクトチーム(※1)で取り組ませていただきました品質向上と作業工数削減を同時に叶えてくれる協働型ロボットの導入について、ご紹介をさせていただきます。
川崎重工社様の協働型双腕ロボット(Duaro-Ⅱ)が本社工場に導入され、運用を始めております。

※1.アスカプロジェクトチームとは、職制の既存組織の枠外で課題を達成するために最適な人が集まった臨時的な組織です。

お客様に成形品をお届けする際、輸送時に少しでもキズがつかないように、製品外観の美しさを保護ができる整列梱包を求められることが多くなってまいりました。(ASKAでは5年間で1.5倍に整列仕様の製品が増加しています)
現在は、画像検査装置にて製品が外観を検査した後、人が手作業で整列梱包しています。人による整列作業は人件費を要する(製品単価がUP)だけでなく、立ち仕事で丁寧な作業は負荷が大きい作業であります。

<現状の生産ラインの一例 ※上から見た図>

そこで、双腕ロボットがキャップの生産ライン上に座り、人の手作業で行っていた整列作業をライン上で完結させる取り組みを行いました。

ロボットの特徴として、
・衝突検知など安全機能を装備し、ロボットと人が同じ空間で安心して共存、協働作業が可能。
・深い箱への箱詰め作業を想定して開発され、上下方向の動きも得意な双腕スカラロボット。
・生産ラインに適した位置にロボットを設置するため、台座と分離したタイプを導入。
・ダイレクト教示とタブレット端末による教示が可能で、誰でも簡単に操作できる。
などがあります。

<今回ASKAで取組を行いました生産ライン ※上から見た図>

今までの生産ラインでは人が3名つきっきりで検品と梱包を行っていましたが、人がロボットに置き変わり整列が実現できるようになりました。
・ライン変更により、製品同士の当たりキズを緩和することができ、製品本来の品質向上を図ることができました。
・人による整列作業がなくなり、梱包資材のセット、封緘作業のみに軽減されました。
・ロボットによる整列が実現したことで、ひと月当たりの人件費の削減の経済効果が見込まれました。
これからも新しい技術を取り入れ、アスカカンパニーの経営目標でもある「プラスチック産業の生産性向上への貢献」に取り組んでいきたいと思います。

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