メンテナンス事業

金型洗浄サービス 

弊社は射出成形の成形メーカーで、クリーンルーム内で医薬品関係・食品にかかわる容器・キャップ・部品の成形加工を行っております。
黒点異物の規格は年々厳しくなっており、通常のメンテナンスを行い続けても金型内部に残った残留物は除去はしきれないため、黒点異物の発生と流出対策に大変苦労をしました。

様々な対策の後、弊社のアメリカ現地法人から金型メンテナンスのノウハウを取り入れ、クリーニングオーブンによる炭化異物の洗浄が開始されました。

金型は使用していく中で、表面に通常のメンテナンスでは除去できない樹脂が滞留していきます。
無理なメンテナンスでは金型・成形装置に傷をつける恐れがあります。
またメンテナンスしなければ滞留樹脂のガス腐食などで金型の寿命は短くなってしまいます。

クリーニングオーブンを使用したメンテナンスは傷をつけずに滞留樹脂の除去を行います。
弊社の金型洗浄サービスをご利用いただければ、金型深部の滞留樹脂も除去し、金型を良好な状態に保つことが出来ます。

 

金型洗浄サービスの仕組みと必要性

金型洗浄サービスで解決できること

ホットランナー金型からの練込異物などで、歩留まりが悪化したり検査工程の負担増加などでお困りではないでしょうか。

弊社の金型クリーニングではホットハーフの手が届かない部分、通常のメンテナンスでは届かない部分までクリーニングを行います。

汎用プラスチックであるPS・PP・PEなどは炭素・水素を主体に構成されています。
これらの有機物に対し、クリーニングオーブン内を摂氏500度近い雰囲気温度に昇温し高熱処理を行います。
金型の隅々に付着した樹脂カスや油カスなどの有機物は、高温処理による酸化還元反応により水と二酸化炭素に分解、除去されます。
マニホールド洗浄の場合は、その後仕上げ処理を経て、ファイバースコープにて流路状況を確認して完了となります。

 

金型洗浄の必要性

金型・成形装置は使用して行く中で、金型分解掃除など通常のメンテナンスでは除去できない樹脂が滞留していきます。
無理なメンテナンスでは金型・成形装置に傷をつける恐れや、滞留樹脂を放っておくとガス腐食などで機器の寿命が短くなってゆきます。
長く良い状態で金型・成形装置を維持するにはクリーニングは必須です!!
クリーニングは弊社グループ会社である金型製作メーカーの株式会社トムスにて請け負います。
金型製作のノウハウを生かしたメンテナンスを行います。

 

金型洗浄サービスの流れ

金型洗浄の納期

射出成形金型 マニホールドの場合

金型をご発送いただいた後、2~3日間で金型洗浄を行います。(工程・製品の状態などにより異なります。)

金型洗浄が可能な設備とサイズ

金型マニホールド
ミキシングノズル・スタティックミキサー
ギアポンプ
押出し機(エクストルーダー)のダイス
チューブ製造機のスクリュー
※金型だけでなく、成形装置のクリーニングも可能です!
洗浄が可能なサイズ
950mm以下
630mm以下
高さ400mm以下重量
重量50kg以下

金型洗浄が可能な樹脂

金型洗浄が可能な樹脂は、右表通りとなります。洗浄前に使用樹脂、サイズ等のご確認をさせていただき、クリーニングの可否をご検討させていただきます。
2006年よりたくさんのお客様からの依頼を受け、たくさんの実績を積んでおり、ホットハーフだけでなく、ノズル、ダイスなどのさまざまな部品もさせていただき、ご好評をいただいております。
樹脂クリーニング可否
PP・PE・PS
PC
POM
ABS
PET
PTFE・PFA×
塩ビ系樹脂×
熱硬化性樹脂×

金型洗浄のアフターサービス

金型洗浄実施後は、見えない部分もファイバースコープを使用し流路の確認を行います。洗浄不足と判断した場合は、再度洗浄を行います。
また、実施前後の写真比較をさせていただき、詳しい内容を記載しました“完了報告書”をご提出させていただきます。納品時にご説明もさせていただきます。

 

金型洗浄サービスの事例

ホットランナー金型

ノズル部クリーニング実施前

ノズル部クリーニング実施後

プレートクリーニング前

プレートクリーニング後

マニホールドクリーニング前

マニホールドクリーニング後

設備 ギヤポンプ

クリーニング前

クリーニング後

クリーニング前

クリーニング後

設備 スタティックミキサー

クリーニング前

クリーニング後

クリーニング前

クリーニング後

クリーニング前

クリーニング後

金型クロスヘッド

クリーニング前

クリーニング後

クリーニング前

クリーニング後

金型クリーニングは金型以外にも展開しております

金型クリーニングは金型だけには留まりません。 金型以外の成型補助装置、ミキシングノズルなどにも展開してご好評をいただいております。

ミキシングノズルの機構上必ずしも全てが完璧にきれいになるわけではありませんが、継続してご注文いただいているのが品質の証です。

マニホールド以外にも樹脂の固着でお困りの場合お気軽にご相談ください。

実施事例があるもの:ミキシングノズルスタティックミキサーギアポンプ金型クロスヘッドなど

 

Q&A

金型クリーニングはマニホールド部だけの送付でも大丈夫ですか?
お客様で分解ができるのであればマニホールドだけをお預かりしてクリーニングをさせていただいております。
製品部は万が一があってはなりませんので、できる限りお客様の元で分解していただくことを推奨いたします。
できるだけコストを抑えるために、パーツだけを送付して並べられるだけ並べていただきたいのですが対応できますか?
可能です。お客様の元で分解いただき、パーツを送付ください。
そのほか、コスト低減のご提案もさせていただきますので、ご要望ください。

 

 

砥粒流動研磨サービス 

砥粒(とりゅう)流動研磨とは

 

砥粒流動加工は特殊な研磨工具(メディア:柔らかい研磨材)と機械の組み合わせによる面研磨を行う加工のことです。
この加工技術の特徴は半固体状の粘弾性樹脂材料を媒体とし、これに砥粒を混ぜたものを研磨工具として用いる点にあります。
この研磨工具は砥石のように砥粒を結合材で固定したり、サンドブラストや液体ホーニングのように砥粒を空気又は液体を媒体にして砥粒に運動を与えるものではなく、その中間的な存在です。この粘弾性キャリアの特性は外部圧を与えることで圧縮運動し、加工を施す箇所に圧接移動させながら表面の粗さ改善・バリ取り・エッジ部へのR付け等々を容易に行うことが出来ます。

高粘弾性メディアは乱流を起こさずワークを通過するので内面を均一に仕上げ、公差の精密度を要求される金型仕上げに最適です。
低粘弾性メディアはメディアを加速させながらワークを通過させるとエッジ加工(バリ取り・R付け)が可能となります。
対象となるワークの形状・材質・加工目的に対して、キャリアの粘弾性、砥粒粒度、及びその粒質の組み合わせを選定します。

 

砥粒(とりゅう)流動加工の必要性

・砥粒による微小加工のため2次バリの発生がありません。
・加工材料の材質、硬度にほとんど関係なく加工が可能です。
・バリ取り、研磨加工中の加工による熱の発生が非常に低いため、加工物の残留応力、熱ひずみ等の加工変質層を生成しません。
・小物部品であれば、治具の工夫により、複数同時加工が可能です。
・従来の加工では工具の届かない箇所での用途範囲が広がり製品の信頼性、仕上げの均質化が可能となります。
・加工の融通性は治具の交換と工夫により様々な研磨、バリ取りに応用ができるなど汎用性が高いです。

 

適応例

油圧・空圧機器部品、ミシン部品、自動車部品、通信機器部品、原子力部品、電算機器部品、航空部品、各種歯車、織物機械部品、半導体製造機器部品

一般的に金型製作にかかる費用では人件費が占める割合が高いとされています。または、製作過程においてその多くが磨き加工に費やされることもあります。砥粒流動加工は金型製作工程の磨き加工で品質を維持し省人化や省力化に貢献します。

 

加工の特徴

1.従来の手加工時間の短縮、直接労働コストの低減。
2.熟練の研磨技術者が行っていた作業が単純になり、未熟練技術者でも研磨加工が可能。
3.手作業が機械加工に置き換わるため、信頼性や仕上がりの均一化を保証。
4.金型の仕上がり面が金属などの流れ方向と同一になり、均一で滑らかな条痕が得られ、金型の寿命と加工される製品の品質が向上。
5.加工の融通性は治具の考慮で、研磨加工の応用、用途は幅広く、単一機械としての汎用性が高い。

※砥粒流動研磨に関する資料は(株)エクスツルードホーンの許可のもと掲載しております。(2012年12月26日)

>プラスチック成形メーカー アスカカンパニー

プラスチック成形メーカー アスカカンパニー

プラスチックではライフサイエンス・食品・コスメタリー・文具・トイレタリー分野など、 機器・装置では生命科学での光刺激装置や半導体機器の検査装置分野など、プラスチックのものづくりで育んだ資源を活用しさまざまなフィールドでビジネスを展開しています。

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