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地球温暖化のことどれぐらい知ってますか?

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地球温暖化のことどれぐらい知ってますか?

本当に温暖化しているの?

温室効果ガス、海水位上昇、猛暑、暖冬など環境問題として注目されている地球温暖化に結び付く言葉をよく耳にします。

本当に温暖化は進んでいるのでしょうか?

地球の歴史から見ると周期的に温暖化と寒冷化を繰り返している、など諸説あるのですが、気象庁が公開しているデータを見てみると、ここ130年のデータを見ると上昇傾向にあることがわかります。
数値として表現すると、100年で0.73℃の上昇速度ということです。

 

温暖化が進むとどうなるの?

では、温暖化が進むと具体的にはどうなるのでしょう?
温暖化の言葉の通り、平均気温が高くなり暑い日が増えると言われています。
そうなると、植生、農作物の収量や品質に影響が及び、私たちの食生活は変化せざるを得なくなるとされています。
また、水害や土砂災害などの規模、発生率ともに高くなると予想されており、温暖化が進むと日常が一変すると言っても過言ではなさそうです。

 

温室効果ガスとは?

地球温暖化というと、二酸化炭素(CO2)が原因!と思われた方が多いのではないでしょうか。
実際には、その他の気体も原因となっていますが、日本が排出している温室効果ガスの約90%をCO2が占めています。

日本温室効果ガス排出量のガス種別内訳


出典:経産省 「温室効果ガス排出の現状等」より

CO2はどこから発生しているの?

では、CO2はどこから、そして何をすれば発生するのでしょうか。

上のグラフでは、エネルギー起源CO2が大部分を占めているのがわかります。
エネルギー起源CO2とは、燃料を燃焼することで発生するもの、非エネルギー起源とは、化学反応や廃棄物の処理などで発生するものを指しています。
つまりCO2はエネルギーを使うと発生するもの、もっとわかりやすく表現すると、私たちが日常生活を送るだけでCO2は発生するもの、と考えることができます。

エネルギー起源CO2排出量の部門別内訳と産業部門の内訳


出典:経産省 「温室効果ガス排出の現状等」より

その発生の割合としては、産業部門が約4割となっています。
エネルギーを消費すればCO2を排出すると考えると、製造業に属する工場や事業所では排出量が多くなるのはイメージしやすいのかもしれません。
アスカカンパニーの事業であるプラスチック製品製造業がどれぐらいのCO2を排出しているかというと、上のグラフより、プラスチック・ゴム・皮革製品製造業として1,000万トンということがわかります。この数字は、エネルギー起源CO2排出量を部門別に分けた産業部門の中で3%、そしてCO2排出量全体の中では1%未満の比率となっています。

 

 

削減目標ってどうなっているの?

日本では近年、以下のような削減目標を明示しています。

  • 2020年10月26日、「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言/地球温暖化対策推進本部
  • 2021年4月22日、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指すと表明/米国主催気候サミット

外務省 気候変動 日本の排出削減目標より抜粋

 

ちゃんと削減できているの?

では、目標に対してきちんと削減を推し進められているのでしょうか?
経産省公表の資料を見てみると、目標のスタート地点と決めた2013年からみて、排出量を14%削減できていることがわかります。
国として宣言している数字は2030年に温室効果ガスの排出量を46%削減、そして2050年には温室効果ガスの排出量を0%です。
その達成に向けてまだまだ削減を続けなくてはいけません。

主要国の温室効果ガス排出量の推移(2013=100%)

出典:経産省 「温室効果ガス排出の現状等」より

 

 

私たちにできること

地球温暖化のこと、皆さんはどのくらいご存知でしたか?ここではほんの一部にしか触れられていませんので、ご興味がある方はより深く調べて頂ければと思います。
アスカカンパニーが携わるプラスチック製品製造業としては、グラフで目立つような量の温室効果ガスを排出しているわけではありません。
しかし、消費エネルギーが小さい設備を導入する、廃棄プラスチックを削減する、使用するプラスチックを(お客様と一緒に)“カーボンニュートラル”なものに変えるなど、小さなことではあるものの、できることはあります。
CO2の排出削減は心がけ一つで誰にでもできることです。
アスカカンパニーでは、温室効果ガスであるCO2の排出削減としてできることを考え、実行して参ります。

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