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プラスチックリサイクルセンターでの金型クリーニング事例紹介(ASKA MARKET NEWS 2019年2月号 第285号)

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プラスチックリサイクルセンターでの金型クリーニング事例紹介(ASKA MARKET NEWS 2019年2月号 第285号)

成形金型以外のものでも『金型クリーニング』が役立ちます

今回は弊社で行っている金型クリーニング事例のご紹介として、プラスチックリサイクルセンターで活用事例に合わせてプラスチックリサイクルについてもご紹介したいと思います。

金型クリーニングについては以前よりご紹介させて頂いておりますが、改めてご紹介いたします。
一般的な洗浄方法は液体に特殊な洗浄液を入れて金型に付着している汚れを落としていく方法、超音波装置など使い洗浄力を高めて汚れを落とす方法などがあります。
アスカカンパニーではクリーニングオーブンを使い熱処理を行って金型に付着していた残留樹脂に化学反応を起こして汚れを落としていきます。

ここで、プラスチックリサイクルセンターのお仕事をご紹介させて頂きます。
プラスチックリサイクルセンターでは、ごみ収集車で集められた廃棄プラスチックを選別し、汚れの洗浄を行います。その後余分な水を飛ばし熱風で乾燥させます。
再生用に選別され、洗浄乾燥を済ませた廃棄プラスチックに熱を加えてドロドロに溶かしていき押出機で文字通り押出し細かくカットされてリサイクルプラスチックの原料が出来上がります。

 

【リサイクルセンター押出機 再生原料 参考画像】

出来上がった再生原料は建築、工業用資材、輸送パレット、ハンガー、生活雑貨など様々な製品としてリサイクルされています。

 

押出機金型は上記の説明であるように特定の製品を作る金型ではなく、廃棄プラスチックを利用して目の細かい金型フィルターを通しての再生原料を生産しております。
通常のキャップ、カップなどの製品と違い、廃棄プラスチックを使用している為にバージン原料と比較すると粗さが目に付きます。

別途、下記の【押出機の金型クリーニング前後の参考写真】を見て頂ければ目の細かい穴がたくさんありますが、目が細かい為に樹脂の目詰まり発生のサイクルが早くなります。
このような押出機の成形設備に金型クリーニングをご利用いただいております。
明確な統計データがなく数値化して証明することは難しいですが、押出機クリーニングを行うサイクルが一般射出成形製品と比較して短い期間になります。

アスカカンパニーの金型クリーニングの仕様・条件などマンガで描いた誰にでも感覚で分かりやすい冊子をご用意しております。

アスカカンパニーのホームページ内【金型クリーニング】ページよりダウンロードも可能です。

従来の成形金型、ホットランナー金型、ミキシングノズル以外にも今回ご案内させて頂いた押出機金型もご対応させて頂きます。

新しい分野へのチャレンジも積極的に行っておりますので気になる事がありましたらお気軽にご連絡頂きたいと思います。

ASKA MARKET NEWS 2019年2月号のダウンロードはこちらをクリック

 

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