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海洋生分解性プラスチック開発プラットフォームへ参画

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海洋生分解性プラスチック開発プラットフォームへ参画

MBBP(Marine-Biodegradable Biomass Plastics)とは海洋生分解性バイオマスプラスチック

MBBPプラットフォーム代表幹事の大阪大学大学院工学研究科の宇山 浩教授からお声がけいただき、海洋生分解性バイオマスプラスチック 開発プラットフォームへ参画しております。
MBBP開発プラットフォーム(別タブで開きます)

MBBPとは、Marine-Biodegradable Biomass Plasticsの頭文字を表し、海洋生分解性バイオマスプラスチック の略称となります。

近年、深海に沈むレジ袋などのプラチックごみ、鼻にプラスチックストローが刺さったウミガメなど、センセーショナルな映像と共にプラスチックによる海洋汚染の深刻化が訴えられているのを見た方がいらっしゃるのではないでしょうか。

『MBBP開発プラットフォーム』では、この問題を解決すべく、大阪大学の海洋生分解性プラスチックの成果を元に、でんぷんをきっかけとして生分解する、実用的な海洋生分解性バイオマスプラスチックの実用化と社会普及を目指します。
※生分解とは微生物の働きにより最終的に水と二酸化炭素にまで分解されることで、生分解プラスチックはマイクロプラスチック対策に有効とされています。

このプラットフォームは大阪大学の他、官学4機関、19の民間企業、公的研究機関から構成されています。
図にすると下のような形になります(図はMBBP開発プラットフォームサイトより)。

MBBP開発プラットホーム

この中で、アスカカンパニーは射出成形メーカーとして参画しています。
MBBP製品開発スキームの中の『成形』部分に携わることとなっています。
具体的な取り組みとしては、弊社が得意とする射出成形におけるMBBPの最適化を図るとともに、汎用樹脂との混合やその実用化の可能性を検討していきます。

現在、弊社では市場にある環境対応樹脂の情報を積極的に集め、随時試作評価を行っています。
お客様からも環境対応樹脂の問い合わせをたくさん頂くようになっております。
近い将来、本プラットフォームの成果も加えてご紹介できるよう、取り組んで参ります。


関連:大阪大学工学研究科のプレス記事(PDFファイルが開きます)
質と価格で競争力を!海に還るバイオマスプラスチックの開発~産官学連携プラットフォームを設立~


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